月別アーカイブ: 2016年8月

水分が半端無いです。

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減農薬の幸水です。良い意味でみずみずしいです。これを冷蔵庫で2週間位保存しておくと少し水分が抜けて味が複雑になりそれはそれで又美味しいです。お菓子やドライフルーツも美味しいですがやはり生の美味しい果物にはかなわないです。仕入が安定しないのでなかなか思った様に行かないのですが美味しい果物とそれを引き立てる小さなお菓子と言うのが当店のデザートとしては理想的です。ただ、無い時は無い時なりに考える事で先が広がるのも確かです。前だけ見ます。

可食部分が多いのが魅力です。

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減農薬の小玉スイカです。パッと見は割高に見えますが赤い部分(ギリギリまでが庶民にとって可食部)の割合が多いので実際に割ると何か得した気分になります。大玉のものと比べるとキメが細かくその点で食感に違いはありますが正直あまり気になりません。干してから凍らすのですが使うのは赤い身の中心の一番甘い所だけなので残りは自分で頂きます。個人的な体感ですが果物はすぐにエネルギーになるので体力の激しい夏には重宝します。栄養ドリンクより効果がある様に思いますし何より美味しいです。次は梨と葡萄が楽しみです。

当たり前ですが違います。

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ランチで提供している豆乳のプリンです。今回はこれに使用している寒天の話です。商品の性質上当たり前かもしれませんが同じメーカーのものでさえ生産地が違うと凝固力や固まり方が違います(寒天の場合生産者が違う事を意味するので)。成分表示を観て見ると天草のみか天草とオゴノリと2つ書いてあるパターンに分かれるのですがWikipediaによると天草は十種類位ありますし生産地や製造方法を考えるとキリがないです。とりあえず何かのご縁だと思い今手元に在るものの中からお気に入りを選びたいと思います。ただ、この事は全ての食材に当てはまります。例えば薄力粉などでもそれが大手のメーカーであってもメーカーが変われば性質は多少変わります。自己満足のレベルであれば良いのですが個人でなさっている所や 小さいメーカーさんの商品の場合かなり使い勝手が変わって来ます。今まで持っていた常識はここ5年位でかなり変わりました。良い事だと思っています。

苦味がたまりません。

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美山のゴーヤです。流石にゴーヤだらけはしんどいですが全体の中に散らばっている感じで入っていると暑い時にこの苦味は心地良いです。沖縄の人には怒られるかもしれませんがよく売られている未成熟の状態より種がオレンジがかった位迄成熟させた方が青臭さが抜けて好みです。店のコンセプト上しませんが香辛料とも相性がよくゴーヤとじゃがいものカレーは大好きです。今月の月刊専門料理に味覚の中に置ける苦味はもともと身体に害のあるものを判断する為に存在するのでありそれが経験を重ねる事により害の無い苦味を美味しく感じるようになると言う聞いた様な事が書いてありましたがゴーヤの苦味を美味しいと感じるのはビールが飲めるようになった以上に大人になった気がします。

夏野菜の欠点です。

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美山のチンゲン菜です。夏野菜は一気に出来るので山の様にあります。2ヶ月前迄野菜が無くて困っていたのが嘘の様です。夏野菜の漬物の技術が発達したのは間違い無くそこに理由があるはずです。確かに現代では有難い事に冷蔵庫という便利なモノが在りますが当店の様な小さな店ではその容量にも限界が有り野菜が送られて来る度楽しみと困惑の狭間に立たされています。とは言え(今は美山からほとんど勝手に送られて来る状態なのですが)以前自分で選んで購入していた際も美味しいので“買わなきゃ”状態に陥ってしまい結果は同じなのでこの時期は野菜が多いものと考えるようにしています。どうせ一月もしない内に立ち位置は変わります。こと野菜に関しては保存の出来る加工は好きでは無いので頑張って痛む前に消 費するようにしています。なんにせよ有り過ぎて困ると言うのは悩みとしては贅沢な方です。不満は有りますが文句は無いです。

有機農産物の欠点です。

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ランチ用のレンズ豆のハンバーグです。有機栽培は必ずしも味を保証するものではないお話です。レンズ豆は海外の有機認証を受けている同じ生産地のものを同じインポーターから仕入れているのですが毎回味と状態(?)が違います。インポーターは同じ所から仕入れているとは言うのですがぶれ幅が大きいです。美味しい時はかなり美味しいのですが普通な時もあります。買う側としましては美味しい時を勝手に基準にしてしまいます。もう大分慣れましたが苦労が多い割に売り手側にとっても買い手側にとってもリスクの高い商品だとつくづく思わさせられます。農産物は難しいです。